2022/10/01 Jリーグ 第31節 VS FC東京 H



試合の概要


2週間ぶりのリーグ戦

鹿島は後半戦不調が続いていましたがこの中断期間でどれだけ岩政監督の落とし込みが進んだか楽しみです。
中断期間には中央大学と45分×3本の練習試合。

3本合計10-1と手応えを得られたはず。


前回対戦では3失点で敗戦してます。
FC東京戦では打ち合う試合が多いてのでDF陣に期待がかかります!

名古が今シーズン初先発。
レアンドロは初の古巣対戦。


メンバー


ラインナップ


PNo.NAME
GK29早川 友基
DF22広瀬 陸斗
 5関川 郁万
 6三竿 健斗
 2安西 幸輝
MF14樋口 雄太
 30名古 新太郎
 21ディエゴ・ピトゥカ
FW33仲間 隼斗
 17アルトゥール・カイキ
 40鈴木 優磨
SUB1クォン・スンテ
 20キム・ミンテ
 8土居 聖真
 10荒木 遼太郎
 11和泉 竜司
 27松村 優太
 9エヴェラウド
HCM2岩政大樹


サブスティテュート


time OUT  IN
5833仲間 隼斗10荒木 遼太郎
6530名古 新太郎11和泉 竜司
8414樋口 雄太27松村 優太
8417アルトゥール・カイキ9エヴェラウド


スコア


0 - 1 ●

得点


No.NAMEmin





振り返り



前半何度か繋ぎで危ないシーンも…
プレスで奪った後もなかなか繋がらない。
前半終盤はゴールに迫るもの得点できず…

前半はどちらかと言えば押し込まれたが、
スコアレスで終了。

後半も同様な展開で進んでいく。
選手交代をしながら攻撃の糸口を探しているように見えた。
しかし、試合終盤に失点してしまいそのまま敗戦。

6戦勝ちなし。


試合後 監督コメント


岩政 大樹
Q.今日の試合内容をどう捉えている?
また、6試合勝ちなしという結果について、どう受け止めている?

A.今日の試合に関しては試合の映像を見直さないと、僕の勝手な印象が出ている気がしていて。
言葉にするのは難しい試合内容だった。

前半は自分たちでボールを奪って、そのままチャンスを迎えるシーンもありつつ、相手に進入させてしまうシーン、特にプレスを自分たちからかけにいく試合をしたかったが、足が止まってしまった。
フィジカル的なこともボールフィーリングもあまり良くなかったのは、いろいろなトレーニングの組み方もそうだし、あまりうまくいかなかったという印象がある。
後半になるとうまく試合運びをできたと思うが、そこから取り切る迫力は出てこなかったという印象もある。
でも、そうでもない印象もある。
アグレッシブに戦ってくれた選手たちの絵も自分のなかには残っているので、見直さないと難しいというのが正直なところ。

(6試合勝ちなしについて)天皇杯で勝っているのであまり気にしていないが、ただ、今日勝つか負けるかによって、結果が出ているか出ていないか、引き分けが続くと言われることが多いことは分かっていた。
最後のところで勝てば負けがない、負ければ勝ちがないと言われる。
それは承知の上で今日を迎えたので、皆さんが結果が出ていないと言うのも分かるし、そうだったと思う。

Q.結果が出ないと迷いも出ると思うが、どう整理して次の天皇杯に臨んでいく?

A.結果が出ていないとは思っていない。
スポーツの世界はすごく不思議で、なぜか前提条件を抜きにした結果しか話すことがない。
世の中でアイスの売り上げについて、夏と冬で同じ話をするのかということ。
前提条件が違えば、色々なものが違う。
そこはスポーツの世界ではもっと細分化して、いろいろな分析をしないといけないという個人的な感想がある。

今日一つあるとしたら、僕が就任してから流れのなかでのゴールが全試合で生まれていたが、ここでストップしたことは残念に思う。
僕が就任する前の6月、7月は流れの中からのゴールがない試合が、5試合、6試合もあった。
その面では、ゴールが生まれなかったことが悪影響にならないようにしたい。
それ以外のところでは、失点数も減っているし、流れの中でのゴールも明らかに出ているので、そこは結果が出ていないとは捉えていない。

ただ、チームとして共有しているのは、僕らは鹿島アントラーズの選手・スタッフであって、勝ち切るためにこのクラブに来て、勝ち切らせるために仕事をしている。
それを今日、一歩踏み出せなかったのは、次への課題になった。

Q.選手たちがやろうとしていることにしばられているのか、コンディションの問題なのか。
ここまで練習と試合の内容が離れてしまったことについてどう感じている?

A.今の印象で話すと、選手に変な伝わり方をするなというのもあって難しいところもあるが、色々な分析ができると思う。
前半に関して、良いパフォーマンスをした選手がほぼ浮かばないというのがあって、選手たちにも伝えた。
それは彼ら選手の責任でもあるが、私はそういうときはいつも自分の責任だと捉える。なので、後半はやり方を変えて、相手に有効打を与えるやり方にしたが、彼らに檄を飛ばすこともなく、いつものやり方で伝えたが、様々な原因があると思う。

ただ、前半を0-0で終えた。
選手たちには、前半でうまくいかなければ0-0で帰ってこいと伝えている。
その後半に修正点を加えて、後半勝負でいいというのは、90分の試合マネージメントということで共有している。
そこはやり切ったし、ボールを奪えなかったが、相手に自分たちの組織プレーで集中が外れたとき以外は、外されていない。
それを0-0で持って帰る力はあったということで、そこは評価している。

その先は、いろんな課題が見えた試合だった。
これをどう踏まえて、残りの試合に臨むのか。
また寝られない日々が続きますね。

Q.早川選手は前回の試合内容を踏まえての起用なのか、天皇杯も考えながらの起用なのか?

A.前節、非常に良かったし、今日も良かったと思う。
ただ、まだ経験がないので、この展開でどういう配球のテンポを出したり、試合全体をどう操っていくかはまだまだな選手ではあるが、徐々に良くなっていくと思う。
GK陣は非常に切磋琢磨していい練習をしている。
なので、僕は選手たちみんなを使いたいと思っているので、それはGKも同じ。
GKだからといって、代えてはいけないというルールはないので、調子のいい選手、パフォーマンスが良ければ使い続ける。

6戦勝ちなしは長い長いトンネルです…
いっその事、中途半端は無しでメンバーガラッと変えちゃうというのもアリかな?


失点のシーンは相手のシュートを誉めるべきですが。
鹿島もあのくらい思い切りを持ってもいいかな?
鹿島はミドルシュート禁止ですか?

カイキが変わりたくないのを尊重してましたが、
結果としてその後すぐに失点…
あれは周りから観てて意見が割れそうかな。
選手を尊重するのはいい事だと思いますが、私は変えるべきだったと思いました。
変わるのを待ってた選手の気持ちもあるわけで。

交代選手が結果を出したFC東京、交代選手がなかなか輝かなかった鹿島でした。

最後に



流石に勝てなすぎる…
次の試合は中3日で天皇杯vs甲府。
ホームで試合できるし1発勝負ですが、
しっかり勝ちたい試合です。

リーグ戦は今年既にタイトル争いに敗れてますが、天皇杯はまだ諦めるべきではありません。
気持ちを切り替えて頑張ってほしいです。
決勝進出に向けて一生懸命応援します。

また、リーグ戦も残り数試合。
少しでも来シーズンに繋がる試合をして欲しいと思いますが、
なにより勝利が見たいです。
頑張れアントラーズ!

それでわ!